【ボイトレ】燃費の良い発声を覚えよう【基礎作りの徹底】




中野・シャーペッグ・ミュージック・カンパニーのボイストレーナーLEEです。

近頃「ちょっと歌ったらすぐ喉が疲れてしまうんですけど、どうしたら良いですか?」というご質問を頻繁に受けます。

あなたはこのような悩み、抱えてませんか?

「発声が悪いから」と言えばそうなのですが、別の考え方として「燃費が悪い」という風にも考えられます。

発声にとってこの「燃費」は非常に大切な要素の一つです。

 

ではどうしたら燃費の良い発声を習得できるようになるのか?

今回はこの「燃費」についてお話していきたいと思います。

 

燃費の良い発声を覚えて、長時間歌える喉を手に入れよう

燃費の良い発声とは、少ない息の量で声を響かせる技術です。

それにより喉が疲れにくくなるので、長時間歌い続けられるようになります。

 

オペラ歌手が長いフレーズを息継ぎせずに歌いきれるのは、燃費の良い発声をしているからです。

決して強靭な肺活量を持っている訳ではありません。

息の量をお腹で調節しながら歌っているのです。

 

どうしたら燃費の良い発声を作れるようになるの?

最も大切なことは息をお腹で支えることです。

息をお腹で支える事が出来なければ、歌声をお腹で支える事は出来ません。

支えに関する具体的な説明はこちら

【ボイトレ】支えの技術を徹底解説【声を体で支える方法】

2016年7月8日

 

逆に支えの無い歌声は燃費が悪くなる為、喉に過度なストレスがかかり、すぐに疲れてしまいます。

また息を必要以上に放出してしまう為、フレーズの途中で息が足りなくなったり、フレーズとフレーズの間で息を吸う事に必死になってしまいます。

 

プロの世界で燃費の良い発声は必要不可欠

プロの世界では毎日歌を歌わなければいけないので、燃費の良い発声は必要不可欠です。

「昨日歌ったから今日は歌えません」などと言ってられません。

20代前半まではいくら歌っても寝れば回復しますが、だんだんそうじゃ無くなってきます。

なので燃費の良い発声を覚えないと、年をとって歌えなくなるという事です。

 

支えを覚えれば疲労も減るし、息も長く続くようになるし、声の響きも自然と変わります。

支えは発声にとって最も重要な技術になりますので、必ず身に付けましょう。

声の響きに関連する動画はこちら

 

まとめ

燃費の良い発声を習得する為には、支えを覚えよう

一生健康な喉で歌えるように、正しい訓練を心掛けましょう!

 

LEE




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