【ボイトレ】高い声で歌える人がすごい訳ではない【考え方から見直そう】




中野・シャーペッグ・ミュージック・カンパニーのボイストレーナーLEEです。

あなたは「高い声を出せる歌手=凄い」という考えを持ってませんか?

ポップスの世界では昔から、高い声の歌手ばかりが世の中に出ていて、低い声の人にスポットが当たる事がほとんどありません。

という事で今回は、低い声の人達に今後もっとスポットを浴びて欲しいという気持ちを込めて、私の考えを色々とお話していきたいと思います。

 

なぜ人は高い声の歌手を求めるの?

それは、高い声で歌える歌手にはがあると思われているからです。

それはクラシックの世界も同じです。

高い声で歌うソプラノ(女性)やテノール(男性)はオペラ界の華です。

 

低い声の人には低い声の魅力がある

しかし人間にはもともと声の低い人もいる訳で、声に深みのある歌手がもっと世の中に出るべきだと私は思ってます。

まるで声がもともと低い人は歌手になりづらいかの様な風潮にありますが、私はとても不思議に思います。

 

声が低い人には声が低い人なりの高音がある訳で、自分にあった音域で技術を磨いていくべきです。

カラオケに行って音域が合わないのであればキーを下げれば良いし、もともとの歌手のイメージに捕らわれずに歌う事はとても大切な事です。

 

最初から最後まで安定して良い声で歌うことが大切

「高音を勉強しなくても良い」という事では無く、人それぞれ声帯の大きさにより高音に限界があるので、その人なりの高音を追求すれば良いという事です。

もしあなたが低い声にコンプレックスを感じているのであれば、何も気にする事はありません。

それだけ深みのある声に生まれたあなたは貴重です。

 

声が低いという事だけで夢を諦めてはいけません。

日本の未来にも、今後低い声で人々を魅了する歌手がたくさん現れる事を願っています。

 

まとめ

自分の声帯の大きさを正しく理解し、その範囲で発声の勉強をしよう

自分が一番輝ける音域はどこなのか、それを知る事がまず大事ですよ!

LEE




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