中野・シャーペッグ・ミュージック・カンパニーのボイストレーナーLEEです。
あなたは普段正しい音程で歌うことが出来てますか?
もともと音程が悪い人にとって正しい音程で歌うという事は非常に難しい事です。
ではどうしたら良い音程で歌えるようになるのか?
また音程が悪くなってしまう原因は何なのか?
今回はこんな事についてお話をしていきたいと思います。
そもそも音程が悪くなってしまう原因って何?
- 音感が悪い
- 発声が悪い
私は音大出身ですが、音大には当然音痴の人はいません。
しかし、音程が悪い人達はたくさんいます。
それは音感が悪いとか、耳が悪いとかそういう問題では無く、発声が悪いからです。
音感が無さすぎる人は残念ながら歌手にはなれません。
しかし、発声が悪くて音程が悪いという人は、発声を直せば歌手になれます。
たまに歌の先生で、発声が原因で音程が悪い人に対して「ピアノの音をよく聴いて!」とか「お前は耳が悪いから音程が悪いんだ!」と言う人がいます。
私もこういう先生に教わった事はありますが、残念ながら指導者としては最低です。
そんな指導を受けていたら一生音程は良くなりません。
正しい発声を追求する事で正しい音程は生まれる
世の中には発声が悪くても正しい音程で歌える人と、正しい発声じゃないと正しい音程で歌えない人の二通りの人間が存在します。
私は後者の人間なので、もともと正しい音程で歌える先生に教わっても、発声面では何も得るものがありませんでした。
だから私は生徒に対して「音程を意識して」や「もっと良い音程で歌って」等、一度も言った事はありません。
何故音程が悪いのか、それを克服する為にどうするのかを伝える事が私の役目だからです。
生徒に対して音程を攻める教師は、生徒の発声の状態を正しく理解出来ていない証拠です。
音程がもともと良い人は、間違った発声を貫き通す傾向にありますが、音程がもともと悪い人は発声が悪いという信号を体で受け取る事ができるので、正しい発声を追求する事ができます。
なのである意味ラッキーといえばラッキーなのです。
正しい発声を追求して、正しい音程で歌えるように訓練しましょう。
まとめ
音程が悪い人は、とことん発声を追求しなければ、良い音程で歌えるようにならない
常に録音機で録音しながら、自分の音程と向き合いましょう!
LEE
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