中野・シャーペッグ・ミュージック・カンパニーのボイストレーナーLEEです。
あなたは喉の調子が悪い日に無理して歌ったりしてませんか?
当たり前ですが、喉の調子が悪い日は喉を休めなければいけません。
調子が悪い日に歌うと、当然喉をおかしくします。
声帯結節とポリープには気を付けよう
歌い手にとって気を付けなければいけない声帯の病は主に3つあります。
声帯炎
まず1つ目に、一番軽いもので「声帯炎」。
声を出しすぎて調子を崩し、2、3日しても声の調子が戻らない場合はこれです。
これは1週間程休めば治ります。
声帯結節
2つ目は多くの歌い手が経験する「声帯結節」。
これを作った時は悲惨です。
私も十年くらい前に小さいのを作りましたが、完治して完全に調子を取り戻すまでに半年かかりました。
結節は声帯に出来るタコのような出来物です。
これは調子が悪い時に歌いすぎると一発で出来ます。
結節が出来るときは一瞬です。
くしゃみで出来る事もあると言われる恐ろしいものです。
ポリープ
そして3つ目は「ポリープ」。
これは結節が硬く大きくなってしまったものです。
こうなってしまったら専門の病院で切ってもらうしかありません。
口からハサミを入れて切ってもらうという恐ろしい手術です。
安静にしていたら治るとも言われていますが、長期間歌えなくなる事は間違いありません。
なので大抵の歌手はそんなに長く休んでられないので、病院で切ってもらうという事になります。
歌い手ならこういう事は当然知っておかなければいけない知識です。
調子が悪い日に無理をするのはやめましょう。
「調子が悪いけどどうしても歌わなければいけない」そんな時はどうすれば良い?
フルボイスを避けて、周りのスタッフに迷惑をかけない程度に適当に歌いましょう。
そこで無理をして喉を壊したら、その先さらにいろんな人に迷惑をかける事になります。
調子が悪い日と本番が重なってしまったら?
これは当然頑張るしかありません。
そんな時にこそ、喉をカバーして歌う技術を普段から身に付けておく事が大切です。
まとめ
調子が悪い日はなるべく休もう
もし調子が悪いと思ったら、すぐに専門の病院へ行きましょう!
LEE
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