中野・シャーペッグ・ミュージック・カンパニーのボイストレーナーLEE(@BRAD_LEE19)です。
あなたはレガート唱法という歌唱法をご存知ですか?
レガート唱法とは、声楽の技術の中で最も重要な技術の一つであり、極端な話、上手いか下手かはこの技術によって左右されると言っても過言ではない技術です。
ではレガート唱法とは具体的にどのような技術か?
またレガートで歌う為にはどのような練習をすれば良いか?
今回はこのような事についてお話をさせて頂きます。
レガート唱法を覚えてポップスの技術に応用しよう
先程も述べたようにレガートという技術は、声楽の技術です。
しかし間違いなくポップスやミュージカル等で活躍されている実力派の歌手は皆、このレガートの技術に長けています。
なのでこれからポップスや、それ以外の分野で歌手を目指される方々は、是非この技術を覚えて頂ければと思います。
そもそもレガートってどういう意味?
レガートとはイタリア語で「滑らかに」という意味で、声楽だけでなく、クラッシック全般で使われる音楽用語です。
レガートが綺麗な人の例
- 喉が開いてる。
- 声にビブラートがかかっていて伸びがある。
- 安定感がある。
これを見て頂ければお分かりの通り、レガートを学ぶという事は、直接的に歌の上達に繋がります。
学んで損をするという事は一つもありません。
レガート唱法の在り方
まず歌は母音の連なりであるという事。
そして「美しく発声された母音の響きの上に、子音が軽く乗っている」という考え方がレガート唱法の在り方です。
声の響きに関連する動画はこちら
これはテンポの早い歌でも同じ事です。
音はブツブツ途切れるのでは無く、滑らかに母音と母音を繋いでいきます。
そしてその母音には心地良いビブラートがかかっていて、まるで声が遠くまで伸びていくように歌われます。
ビブラートに関する具体的な説明はこちら
レガートで歌う為の練習法
母音のみで歌う練習は不可欠であり、まずはそれで真っ直ぐ歌えるようにする事が大切です。
声をしゃくったり、変に歌を表現する必要はありません。
お腹と背中で声を支えて、真っすぐ声を出すことが基本です。
お腹と背中で支える為の具体的な説明はこちら
子音(言葉)を付けずに、母音唱法だけで聴き手を感動させる技術を身に付ける事が大切です。
なので言葉は二の次です。
全てはレガートからの応用
歌の上手い歌手を目指すのであれば、レガート唱法は必須技術です。
どんなに激しい曲であろうと、全てはレガートからの応用です。
決して簡単な技術ではありませんが、日々意識をして訓練に励みましょう。
まとめ
レガート唱法はジャンルを超えて歌うまの基本
発声が悪いとレガートも出来るようになりません。
なのでまずは必ず正しい発声の技術を習得するようにしましょう。
LEE
コメントを残す