中野・シャーペッグ・ミュージック・カンパニーのボイストレーナーLEE(@BRAD_LEE19)です。
あなたは普段どのように歌の練習をしていますか?
どんなにやる気があっても、今自分がしなければいけない事を履き違えて練習していたら、発声は崩れます。
「今自分がやらなければいけない事は何なのか?」
「自分に足りないものを補う為には、どのような練習をするべきか?」
という事を正しく判断出来なければ、歌は上達しません。
正しい指導を受けてこそ技術は磨かれる
自分の弱点に対してどのようにアプローチをしていくか、これを学ぶ為にボイストレーニングというものがあります。
しかし世の中のボイストレーナーというのは、皆が優れたレッスンをしてくれる訳ではありません。
誤って正しく教えてくれないボイストレーナーに師事してしまった時には、歌の上達を目指す上で、間違いなく遠回りをさせられてしまいます。
指導者選びは慎重に
教師は生徒の声を聴き、喉の形、声帯の状態、共鳴のバランス、力が入ってしまっている場所などを瞬時に判断し、生徒一人一人に対して最も正しいアドバイスをしなければいけません。
なので教師というのは、発声の引き出しを数多く持ち合わせていなければ、教える事ができません。
中途半端な経験と、中途半端な判断力の教師に習った場合、発声は間違った方向に進みます。
誤ったアプローチは危険
無知な初心者は教師に言われるがままに発声の価値観を植え付けられ、1、2年後「気が付いたら昔歌えてた曲が歌えなくなってしまった」というケースもざらにあります。
私自身もそうでしたが、1年かけて身に付いてしまった悪い癖を改善するのには、2年はかかります。
1、2年ボイトレに通って上達が見られない人、逆に下手になってしまった人、それはアプローチの仕方が確実に間違っています。
できる事なら誰だって順調に早く上達したいもの。
自分の歌を録音し「本当に自分はこの方向であっているのか」という事を、たまには疑う事も大切です。
まとめ
今の自分が正しい方向にいるのかいないのか、常に感覚を研ぎ澄ませて判断しよう。
その判断能力があるか無いかは、あなたのセンスと才能と経験にかかっています。
LEE
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