中野・シャーペッグ・ミュージック・カンパニーのボイストレーナーLEE(@BRAD_LEE19)です。
あなたは「歌は学ばなくてももともと上手い人は上手いし、才能とセンスが全てだから学んでも意味がない」と思ってませんか?
私はボイストレーナーという仕事をしているので、歌唱力に悩む方々とお話をする機会が多いのですが「歌は才能とセンスが全て」という風に考えている方が非常に多いものです。
そして今まで「歌って習ったら上手くなるんですか?」という質問をどれだけ受けて来たか分かりません。
ではなぜ歌は「才能とセンスが全て」と思われているのか?
また歌は努力で上手くなる事ができるのか?
今回はこのような事をテーマにお話をさせて頂きます。
歌は才能が全てだから学んでも意味が無い?
確かに訓練をせずにもともと歌えてしまう人は世の中に五万といます。
でもそれを言ったらスポーツだって、絵画だって、なんだって同じですよね。
もともと出来てしまう人というのは、どの業界にもいます。
ではなぜ歌は「才能とセンスが全て」と思われているのか?
それは先程も申し上げたように、歌の場合、訓練を受けていなくてももともと歌えてしまう人達というのがたくさんいて、その人達がそのままプロになってるケースが多いからです。
特にポップス音楽というのは、本来クラシックのように技術で歌うものでは無いので、極端な話、多少下手でもお客さんが「この人の歌好き」と思えばそれでプロになれてしまうのです。
ではやっぱり努力をする事は無意味なの?
そういう事ではありません。
実際下手で人から認めてもらえるというのはほとんど無く、通常人は上手い人の歌が聞きたいものです。
なので努力をして歌唱力を磨いた方が、確実に人の心を掴めるようになります。
歌は努力で上手くなれるの?
そもそも生まれつき歌えてしまう人というのは、「上手い」訳では無く「器用」なだけです。
上手いというのは技術に長けている事です。
それは例え才能やセンスが無かったとしても、努力次第で必ず身に付ける事ができます。
技術を身に付ける為には何をすれば良いの?
それはまず発声の基礎を磨くことが大切です。
発声の基礎を磨き、正しい発声を覚れば、その応用でいろいろなジャンルの曲が歌えるようになります。
ポップス、ロック、ミュージカルやクラシックなど、どのジャンルの曲を歌うにしろ、全ては正しい発声の応用だと思って下さい。
発声の基礎から応用までの具体的な説明はこちら
先程も申し上げた通り、訓練をせずにもともと歌えてしまう人というのは五万といます。
しかし、もともと歌えない人がその人達と一緒になっても、一生うまく歌えるようにはなりません。
なので基礎から技術を磨き、曲を自由自在に歌えるように日々訓練をする事が大切です。
まとめ
歌も正しく学べば必ず上手くなる
努力から逃げずに真正面から技術と向き合いましょう。
LEE
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