中野・シャーペッグ・ミュージック・カンパニーのボイストレーナーLEEです。
今回は声楽の技術をポップス等の技術にも応用して欲しいという気持ちを込めて「レガート唱法」のお話をしていきたいと思います。
レガート唱法は声楽の技術ではありますが、歌にとってとても大切な技術です。
是非この技術を身に付けて、歌ウマを目指して頂ければと思います。
レガートで歌う技術を身に付けよう
音楽を演奏する上で最も重要な技術とされていている「レガート」。
イタリア語で「滑らかに」という意味です。
ピアノや、その他多くの楽器演奏でもとても重要な技術とされています。
これはもちろん歌でも同じです。
ポップスでは馴染みの無い言葉かもしれませんが、ポップスでも当然必要とされるものです。
特にゆっくりな曲を歌う場合、これが出来るか出来ないかで、上手いか下手かは決まります。
しかしその技術も極めようと思ったら非常に難しいものです。
ただ滑らかに歌い、音と音をまっすぐ繋いでも決して心地良くは聴こえません。
どうしたら心地良く聴こえるレガートになるの?
それは喉声ではなく、やはり正しい発声のポジションで歌えるようにする事が重要です。
正しいポジションを習得し、音と音の繋ぎ目を繊細に乱れる事無く、綺麗なビブラートで繋いでいけたら美しいものです。
これはゆっくりな曲で顕著に現れますが、早い曲を歌っても同じです。
ビブラートに関する具体的な説明はこちら
速い曲はゆっくりな曲の応用
早い曲はゆっくりな曲の応用です。
なのでゆっくりな曲が体を使って綺麗に歌えなければ、早い曲を本当の意味で歌いこなす事はできません。
ゆっくりな曲が上手い人は、早い曲も上手く歌えるもの。
だからと言ってゆっくりな曲ばかりを練習すれば良いという訳ではありませんが、ゆっくりな曲でレガートを意識しながら歌う練習は非常に大切です。
正しい発声で歌う練習を心掛けるのと同時に、レガートの技術も磨きましょう。
まとめ
レガートの技術を身に付けて、より完成度の高い歌声を目指そう
ポップスやミュージカルの歌手でも歌の上手い人達は皆レガートの技術に長けています。
どのジャンルでもレガートは重要ですよ!
LEE
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