中野・シャーペッグ・ミュージック・カンパニーのボイストレーナーLEE(@BRAD_LEE19)です。
あなたはボイトレのレッスンや人前で歌うとき、ご自分の声を録音されてますか?
もしも録音をせずに毎回人前で歌っているとしたら、それは歌の上達を目指す上で非常に勿体無い事です。
ではなぜ録音をする事が上達に繋がると言えるのか?
今回はこのような事についてお話をさせて頂きます。
人は自分の声を内耳で聞いている
例えば録音をせずにレッスンを受けるという事は、本来得られるべき技術の半分も得ることが出来ないと言っても過言ではありません。
なぜなら人は自分の声を内耳(ないじ)で聞いているからです。
【内耳とは?】
耳の一番奥の部分。
音を感じ取る仕組みがある。
参考文献/岩波 国語辞典 第六版耳の最も内側にあたる部分。
耳は外側から内側へ向かって外耳、中耳、内耳に分けられる。
おおまかに述べると外耳は外界から鼓膜までの部分、中耳は鼓膜とその奥(内側)にある鼓室、ならびに鼓室と鼻腔を結ぶ耳管である。
内耳は中耳のさらに奥にある器官で、頭蓋骨の中(細かく言うと頭蓋骨の一部である側頭骨の、維体と呼ばれる部分の内部)にある複雑な形の腔の中に、聴覚や平衡覚に関与する装置をもつ。
参考文献/Wikipedia
自分に聞こえている声と、客観的に聞こえる声は違うという事です。
なので録音をして、自分の声(歌)を外耳で、客観的に聴くことが大切です。
録音は必須
録音機はしょせん機械なので、本当の自分の声は聴けません。
しかしだからと言って録音をしなければ、自分の感覚だけに頼る事になってしまいます。
それは非常に危険な事です。
音程などの確認も含めて、必ず自分の声を録音して聴きましょう。
録音機のすすめ
携帯の録音機は音質が悪いのでおすすめしません。
家電量販店に行けばICレコーダーという物が売ってるので、まずはそこでICレコーダーを買いましょう。
※インターネットでも買えます。
高いものを買う必要はありませんが、良いものであればある程、自分の本当の声に近いものが聴けるというのも事実です。
レッスンはもちろん、カラオケで練習をする時も、ライブの時も、常に持ち歩いて録音をして、ご自分で必ず反省会をして下さい。
これは歌を勉強する上で、また発声を勉強する上で非常に大切な事です。
正しい方法で練習をしなければ歌は上手くなりません。
ご自分の声としっかり向き合って頂ければと思います。
まとめ
歌う時は必ず録音をしよう
録音機はあなたにとって最高の練習パートナーになりますよ!
LEE
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