中野・シャーペッグ・ミュージック・カンパニーのボイストレーナーLEEです。
あなたは発声の勉強をする上で、体の仕組み等、生理学的な観点から勉強をしていますか?
当然知らないより知っているに越したことは無いですよね?
「ということで今回は生理学を知らない人の為に、生理学と発声をリンクさせたお話をしていきましょう」
と、いつもの感じなら話を進めていきたい所ですが、今回は逆です。
生理学を追求する事は構いませんが、結局の所、発声の事をちゃんと分かっている教師に、マンツーマンで教わらないと、発声は良くならないよ!という事です。
生理学的観点から発声を学ぶ事について
繰り返しになりますが、生理学を学ぶ事に関しては、当然知らないより知っているに越した事はありません。
しかし、体の仕組みを知っていても、それをどう扱えば良いのか分からなければ意味がありません。
声帯やその周辺の形がどのようになっていて、どのように機能しているのか、また横隔膜がどこにあって、何の為に存在するのか等、最低限知っておかなければならない事は確かにあります。
初心者で、これから真剣に歌を勉強しようと考えている人ほどそういう勉強から始めるべきであると思いますし、私自身も勉強しました。
しかしそればっかりになっても良い発声は習得できません。
生理学を勉強しても発声は良くならないの?
発声とは、そんな理屈で解決できる程簡単なものではありません。
やたらと生理学的見解から教える教師が多いようですが、それを本当に理解して声に出せているのか疑問です。
繰り返しになりますが、発声の事を正しく理解している教師にマンツーマンで教わり、なおかつ自主練をしながら感覚を掴んでいく事が大切です。
決して生理学を否定している訳ではありません。
ただ、それだけで発声が良くなるのなら、誰も苦労しないという事です。
まとめ
正しい耳を持っている人に、正しい訓練を受ける事が大切
独学では無理なので、必ず正しい耳を持っている先生と一緒に声を作っていって下さいね!
LEE
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