中野・シャーペッグ・ミュージック・カンパニーのボイストレーナーLEEです。
あなたは発声の技術というものをどのように考えていますか?
私はよく技術について申し上げておりますが、それが正しく理解出来ていないと歌の上達はありえません。
では発声の技術とは具体的にどういう事か?
今回はこれをテーマにお話をしていきたいと思います。
発声の技術って何?
多くの人がイメージする技術とは、カラオケの機械にあるような、ビブラート、しゃくりやこぶし、またミックスボイス、エッジボイス、フェイク、シャウトにデスボイス等では無いでしょうか?
しかし私が普段申し上げている技術とはこういう事ではありません。
私のレッスンではこういうものは一切お教えしません。
歌手として生きていく為の声を、根本から作り上げるレッスン
私はあなたの歌声自体を根本から作り上げます。
多くの皆様はトレーニング不足でプロ歌手として活動していける歌声自体が出来上がっておりません。
なので体の使い方はもちろん、息の吸い方から丁寧に作っていきます。
これはこれから歌の上達を目指す人達にとって本当は当たり前の事なのですが、巷では小手先の技術を教えるレッスンが当たり前になっています。
私はそういう教え方とは真逆で、あなたが何も考えずに発していた第一声を、技術的に出せるように指導しています。
なぜ第一声から技術的に出せるようにしなければいけないの?
歌は始めの5秒でその人のレベルはだいたい分かります。
その5秒が素人と変わらない様な声だったらその後誰も聞き耳を立ててくれません。
発声の技術とは具体的にどういうもの?
まずは正しい呼吸を取り、お腹で支えてから声を出す事。
喉を開き、軟口蓋を上げ、声は体の後ろ側を伝って額から発するという事。
これが発声の技術です。
呼吸と支えに関する技術的な説明はこちら
喉を開ける感覚に関する説明はこちら
軟口蓋を上げる為の具体的な説明はこちら
額から声を出すための技術的な説明はこちら
難しく説明しましたが、こういう事は実際に声を聴き、丁寧に作っていかなければいけません。
このような事が実際に出来るようになり、キラキラと輝くような声が手に入れば、始めに述べたカラオケテクニックは容易にできるようになります。
逆に声が出来上がっていない状態で、カラオケテクニックを練習しても無駄です。
それでは何年ボイトレに通っても上手くならないでしょう。
基礎の声さえ作れれば必ず何でも歌えるようになります。
まずは発声の軸を作る所から始めましょう。
まとめ
発声の技術とは、根本的な声の出し方を正しく覚える事
小手先の技術に走っても上達しませんよ!
LEE
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