中野・シャーペッグ・ミュージック・カンパニーのボイストレーナーLEEです。
あなたは歌っていて体の一部分に痛みを感じた事はありますか?
間違った発声で歌っていると、体に無駄な負荷がかかり、本来痛くなってはいけない所が痛くなってしまいます。
では、どこに負荷がかかっていたら間違いで、どこに負荷がかかっていたら正しいのか?
今回はこれをテーマにお話をしていきたいと思います。
体への正しい負荷のかけ方
歌を歌っていて、肩が痛くなる、顎が痛くなる、うなじが痛くなる、胸が痛くなる等、これらは全て間違った発声の時に生じる痛みです。
正しい体の使い方を覚え、発声を改善していきましょう。
負荷をかけなければいけない正しい場所とは?
負荷をかけなければいけない正しい場所は腰です。
なので歌っていて腰が痛くなる事はあります。
吸った息をお腹や背中で支える事で、腰に負担がかかります。
逆を言えば、そこ以外にはどこにも力が入らないようにしましょう。
腹や背中で支える事を知らないと、力は体の至る所に分散します。
多くのボイストレーナーはこれに対して「力を抜け、脱力しろ」と言いますが、支えに力を使っていたら喉や胸に力が入る事はありません。
呼吸と支えを覚えよう
支えを覚えなければ、正しい発声では歌えません。
またそれが出来なければ、喉声が改善される事もありません。
支えを覚える為には、まず呼吸を覚えましょう。
呼吸をマスターし、その吸った息を腹、背中で支えるという感覚を身に付けなければいけません。
呼吸と支えに関する具体的な説明はこちら
歌っていて胸より上の一部分が痛くなった場合は、間違った発声をしている証拠です。
もちろん「歌うと喉が痛くなる」なんて事は絶対にあってはいけません。
そんな状態で歌っていたら、歌い手としての寿命を自ら短くしているようなものです。
正しい訓練を心がけましょう。
まとめ
体に正しく負荷をかける事で、正しい発声が生まれる
支えを覚える事が、発声を学ぶ第一歩ですよ!
LEE
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